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八点鐘の航海日誌                     

熊本の Bar 八点鐘 (現在は営業しておりません)                                                                          毎日が新しい船出… そんな毎日の「航海」を 書き綴ると致しましょう。

Category :  船長の独り言
tag : 
昨夜の一番乗りは Rio チャン。
「お好み焼き買って来たから一緒に食べよう!」
「俺、粉もの嫌いだから…」
こんな会話で始まった夜でした。

しかし、開店時間の8時を過ぎても誰もお見えになりません。
エレベーターホールの窓から街を覗くと 雨…
人影も疎らで、
『こりゃ~ 今夜はダメだ…』

こうなりゃ~ やることは一つしかありません!
そう、 自棄酒…
Rioチャンを相手に、飲むほどに酔うほどにピッチは上がり、封を切ったばかりのラム (ハバナ・クラブ7年) のボトルが半分程になった9時過ぎ、漸く重たいドアが開いて顔を見せて呉れたのは、キ○チャンでした。
色白細面で長い黒髪のアラフォー美女です。
お連れはアラカンのS子さん。

こんな時の対応ほど難しいものはありません。
そりゃ~ 私も男ですから、見目麗しきキ○チャンのお相手に専念したいのが人情です!
しかし、老い先短いS子さんを無視するのも憚られてテキトーにお相手していると、
そんな私の気持ちを知ってか知らずか?
アラカンのS子さん、日本酒をコップで呷りながら、
「マスターは女は幾つ位が好き?」
嘘がつけない私は、
「そうですねぇ~ 見た目年齢で35歳以上、45歳までかな?」
「フン! 加藤茶じゃあるまいし、自分を幾つと思っとると? ジジィのくせに!」
「だって…」
「アンタの心が見えた! 優しそうな顔しとるバッテン絶対に がある!」
その後も、
「何ね? マスター、アンタの髪は短過ぎ! あと5㎜伸ばしなっせ!」
と言ったかと思うと、今度はBGMに難癖を、
「この曲は、聞きたくない! ポップスに変えて!」
ポップスに変えると、
「私はラテンが好き!」
ラテンに変えると、
「これ何? ジャズは無いと?」
此処で、他に人が居なかったら、姥捨て山 にでも担ぎ込んでやろうかと思う位に言いたい放題!
名は体を表す の諺の通り、名前が S子 ですから、性癖も に違いありません…

さて、お客様が一巡した12時頃でしょうか?
カウンターにはK先生とロリコン・オヤジのM氏のみ…
その時ドアが開いて、マオカラーのスーツに身を包んだダンディな紳士が御来店になりました。
カウンターに腰を下ろされると静かに口を開いて、
「ギネスを…」
「ハイ…」
ギネスをグラスに注いでいると、
「マスターも、何かどうぞ…」
「有難う御座います。では同じものを…」
と、頂戴したギネスを一口に飲んだところで、
「実は、八代から最終の電車に飛び乗ってやって来ました…」
「ほう? それは又…」
「ハイ、マスターに 恋い焦がれて…
ウプッ!
思わず口に含んだギネスを噴き出すところでした!

「私、八代で店をやってる同業者で、F上テツオ… 皆はテッチャン呼んでますが、マスターのブログを読んで、矢も楯も堪らず会いに来ました!」
「はぁ~」
と返事ともつかない返事をしながらテッチャンを観察すると、中年の割には贅肉の無い引き締まった体に、中々精悍な顔立ちです。
『コイツ、男役に違いない? もしかして俺 ホラレ たらどうしよう…』
と、60余年間守り抜いたた貞操の危機にパニック寸前です!
昨日のブログに書いた通り、
来る者は拒まず、去る者は追う
と言うのが私の信条ですが、その範疇に男は入ってません!

するとテッチャンは、
「実は、お客様からマスターのブログを紹介されて、すっかりファンになって仕舞いまして… コレは一目なりとも人生の先輩のお顔を拝見しなきゃと…」
その言葉に、 ホッ としながら、
「イヤ~ お恥ずかしい…」

いびられたり、驚かされたりと散々な夜でした…

お客様にお願い致します。
暴言と、洒落にならない冗談は、固くお断り申し上げます!


当店は、お客様お一人お一人のお時間を大切にお過ごし頂く為に、
私の独断と偏見で大人の男と女のお客様限定とさせて頂きます。
25歳未満のお客様と7名様以上の団体様はお断りしています。
(団体様は御予約の場合のみ受け致しております。
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