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八点鐘の航海日誌                     

熊本の Bar 八点鐘 (現在は営業しておりません)                                                                          毎日が新しい船出… そんな毎日の「航海」を 書き綴ると致しましょう。

Category :  船長の独り言
tag : 
閉店間際に見えたK子チャン、
「片付けしてるのに悪いけど、一杯飲ませて?」
「イイけど、随分飲んでるみたいだね?」
「だって、飲まずにいられないよ…」
「何かあったの?」
「それが、あのバカ…」
「バカって彼氏?」
「そうよ! 他に誰が居るとよ?」

以下は取り纏めてご説明しますと、昨夜 (一昨日) K子チャンは店が終わった後で彼のアパートを訪ねたとのこと。
合鍵で部屋を開けると寝てる筈の彼は留守?
『コンビニにでも行ってるのかな?』
と思いながら帰りを待っていると、駐車場に入って来た車の音!
カーテンの隙間から覗くと愛しい彼の車が停まっています。
ホッ としながら手でも振ろうかとベランダに出ると、運転席から降りる彼に続いて助手席から小柄な人影?
しかも髪が長くてスカート…

女!

その瞬間、K子チャンの脳裏には彼と知り合って2年間の月日が走馬灯のように甦ったのです。
チョッと DV 癖のある彼…
怒ると殴りつけて、その後は涙を流しながら彼女を抱きしめる彼…
その都度に、
『この人、ヤッパリ私を してるんだ…』
マゾヒスティック な歓びに身も心も濡らした彼女でした。

しかし、それが 錯覚 だったと気付くのに時間は掛りませんでした。
ベランダにあったスリッパを引っ掴むと、女性の腰に手を廻した彼に向かって、
「何やってんだ オマエ!
と叫ぶや否や投げ付けたんです!
もう片方を、驚いて走って逃げだす女性の影に投げ付け、脱兎の如く裸足のままで階段を駆け降りると、二人の姿は夜の闇に消えていたとの事…

1人で部屋に帰ったものの怒りに狂った彼女は、2人で過ごしたベッドのシーツを切り刻み、2人で迎えた朝の光を優しく遮ってくれたカーテンも切り刻み、それでも治まらず2人で使った茶碗や皿を玄関の土間に投げつけると、もう2度と訪れることがない部屋を出て鍵を掛けようと振り返ったその時でした。

眼に留まったのは割れ散らばった陶器の欠片…
閃きました!
もう1度部屋に入り、割れた陶器の欠片を拾い集めると切り刻んだシーツを片付けて、ベッドの上に、
『尻はココ、肩はココで、角度は尖った方を上に向けて…』
と計算しながら並べると新しいシーツを掛けて部屋を後にしたのでした!

「今頃、背中を 血だらけ にして後悔してるよアイツ… あ~ その姿を見れないのが 残念!
「…… 女は マゾ にも サド にもなれるんだ?」
「そうよ! 女は男次第よ…」


当店は、お客様お一人お一人のお時間を大切にお過ごし頂く為に、私の独断と偏見で大人の男と女のお客様限定とさせて頂きます。25歳未満のお客様と7名様以上の団体様はお断りしています。(団体様は御予約の場合のみ受け致しております。)


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