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八点鐘の航海日誌                     

熊本の Bar 八点鐘 (現在は営業しておりません)                                                                          毎日が新しい船出… そんな毎日の「航海」を 書き綴ると致しましょう。

Category :  船長の独り言
tag : 
昨夜の1時を回った頃でした。
カウンターには不景気な顔をしたアラカンのSさんが1人チビチビと飲みながら、
「マスター、今夜は美人のお客さんは来んと?」
「はぁ~ 月曜日の此の時間ですから望み薄ですね…」
爺ィのバーテンに爺ィの客じゃ~店が カビ臭く なりそうです…

その時電話が、
「マスター、未だやってる?」
「未だも何も1時だよ! あと2時間は開けてま~す!」
「じゃぁ~ 今から行くから!」
クラブLのMチャンです。
Mチャンは 神田うの 似の、もう直ぐ30歳、身長164cm、スタイル抜群、ハスキーボイスが堪りません!

「Sさん、今から美人が見えますよ!」
「オッ! ホント?」
「エエ、とびきりの美人ですから!」
「どんな感じ?」
「それは見てのお楽しみですよ」

今や遅しとばかりに、チラチラとドアに眼をやるSさん。
漸くドアが開いてMチャンの御来店!
「おひさしぶり~」
「ホント久し振りだねぇ~ もう3ヶ月振りかな? 元気だった?」
「ウン、母子家庭の母は病気なんて出来ないからね!」
「それにしちゃぁ~ お見限りだったじゃない?」
「だって最近は、アフターしようなんてお客さんもいないし…」

と、そこで何とか話に加わりたいSさんに話を振ることに、
「あ~ Sさん、こちらクラブLのMチャンです。Mチャン、こちらSさん」
Mチャンが名刺を取り出して、
「良かったら一度覗いて下さい」
Sさんも自分の名刺を渡しながら、
「ウン、ところで貴女、子供がいるの?」
「エエ、4歳の子供が…」
「とても子供が居る様には見えないけど… 大変だね~」
「イイエ、全然! 私が二日酔いで保育園にも連れて行けずに寝てたりすると 『ママ、お水飲む?』 って持って来るんですよ!可愛くって…」
「へぇ~ イイ子だね~ 女の子?」
「そうですよ」
と当たり障りのない会話…

「話変わるけど、お店のセットは幾ら?」
「12,000円ですよ」
「チョット飲んで15,000円か?」
「そうですね」
「明後日はお店に出る?」
「出てますよ」
「じゃぁ~ 先に約束が無かったら同伴しようか?」
通常は2~3度お店に通った後で女性から同伴をねだられるものですが、自分から同伴の申出とは積極的です!
「ホント? 嬉しい~ チョット隣に座ってもイイですか?」
ニヤケ顔のSさん、
「ウンウン! どうぞどうぞ!」
隣にMチャンが座るや否や張り切って、
「貴女、お腹空いてない? 何か食べたら?」
「そうねぇ~ じゃぁソーセージとレッドカレー」
「マスター、頼むよ! それから俺もお代わり!」
さっきまでは、チビリチビリと舐める様に飲んでたくせに現金な爺ィです!?

それから暫し会話を楽しまれたSさん、
「俺、明日が早いから帰るけど、貴女は食べてしまってから帰りなさい。 マスター、彼女の分も一緒に計算して」
「ハイ、8,000円です」
2,000円のお釣りを渡すと、
「これ少ないけどお嬢チャンにオヤツでも買ってあげて… 明後日は楽しみにしてるよ」
本性を隠してモノ欲しげな素振りも見せず、スッと立つところがミソですなぁ~
流石に 団塊の世代 は違います!

ところでMチャンは、
「マスター、お客さん紹介してくれて有難う。 今日は飲みに来て良かった!」
「いやぁ~ 俺もMチャンが来て呉れて良かった…」

おかげで、何とか店に カビ が生えずに済みました…


当店は、お客様お一人お一人のお時間を大切にお過ごし頂く為に、
私の独断と偏見で大人の男と女のお客様限定とさせて頂きます。
25歳未満のお客様と7名様以上の団体様はお断りしています。
(団体様は御予約の場合のみお受け致しております。)


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