FC2ブログ

八点鐘の航海日誌                     

熊本の Bar 八点鐘 (現在は営業しておりません)                                                                          毎日が新しい船出… そんな毎日の「航海」を 書き綴ると致しましょう。

Category :  船長の独り言
tag : 
今日は旧暦の4月8日、お釈迦様の誕生日です。
日本では灌仏会(かんぶつえ)と言って新暦の4月の8日に行われますが、お隣の韓国では旧暦で行います。
韓国では、釈迦生誕日として祝日です。
現在の韓国では、キリスト教徒が一番多いのでクリスマスも祝日でお休みです。

ソウル市 鍾路区(チョンノグ)にある曹渓寺(チョゲサ)、 大韓仏教曹渓宗の総本山で骨董品や古美術の街で有名な仁寺洞(インサドン)から歩いてスグのところにあります。

私は30代の初め頃、仕事の関係で韓国と日本を往き来していました。
当時の私は、歩く病気のデパートと言われる今と違って、健康な肉体に健全な心が宿る若者でしたから当然の欲求として現地にも彼女がいました。

取引先の会社で働いていた、碧色の目に栗色の髪が柔らかい女性でした。
実は彼女、在韓米軍人の父親と韓国人女性の母親との間に生まれたハーフだったんです。
現在であればハーフは持て囃されるでしょうが、当時の韓国ではヤンキーと呼ばれて蔑視されていました。
そんな韓国人社会に溶け込めない女と、大多数の韓国人からは快く思われていない日本人の男が肩を寄せ合うようになるのは当然の成り行きでした…

そんな彼女と2人で、釈迦生誕の日に曹渓寺へ出掛けました。
彼女が曹渓寺へ行こうといいだしたんです。
その時は、キリスト教信者の彼女がお釈迦様の誕生日を祝うのも変ですが、そこは日本人とクリスマスの関係と同じで、イベントなんだな位に思っていました。。

お釈迦様にお参りした後で仁寺洞の裏路地にある食堂でアグチム(鮟鱇鍋)をつつきながら一杯やってると、
「ご飯食べたらお経の本買って帰ろう…」
と言い出したんです。

そりゃ~ 仁寺洞は骨董と古美術の街ですから、経本なんて山程売ってます。
彼女に聞きました。
「何故、お経を?」
「だって、日本人は仏教でしょ? 貴方のお父さんもお母さんも仏教だから、私も仏教をおぼえなきゃ!」
「…」
彼女の言葉に返事が詰まってしまいました。
無邪気でもあり、意地らしくもあり…

あれから30年、彼女は今どうしているんでしょうか?
私の中では27歳のままです…

当店は、お客様お一人お一人のお時間を大切にお過ごし頂く為に、
私の独断と偏見で大人の男と女のお客様限定とさせて頂きます。
25歳未満のお客様と7名様以上の団体様はお断りしています。
(団体様は御予約の場合のみお受け致しております。)


スポンサーサイト